シンガポールの料理といえばチリクラブが有名である。今回の滞在の中日に食べようということで、デンプシーにある「ロングビーチ」に伺うことに。シンガポールは冬でも基本的に20度を下回ることもなく夜でも半袖でテラス席が楽しめる。ロングビーチでもテラス席に通される。
まずはTiger Beerで乾杯する。前菜も幾つか頼みつつ、チリクラブをオーダー。基本的には強い火力と脂で作る料理が多いのか、中華と同じぐらいのスピードでどんどんと出てくる。あっという間にテーブルはいっぱいに。
前菜もつまみつつ、早速チリクラブを食べることに。甲羅を割るペンチのような器具で、甲羅を割りながら食べていく。食べている間は日本の蟹を食べる時と同じく皆無心で食べるものである。盛り上がっていた会話も途切れ皆黙々と食を進める。
チリクラブというから辛いのかなぁと想像していたが味はマイルドでどちらかというと甘めの味付け。ある程度、身を食べ終わったあとは、一緒に出てきた「ヨウティヤオ」という中華風揚げパンでソースを絡めて食べたがこれが一番旨い。揚げパンはこれまた甘く味もしっかり付いているが、ソースとよく合う。甘いと言っても後を引く嫌な甘さではないので何個かぺろりと行けるのである。
最後にチャーハンにかけて食べると良いよ。とのことで、チャーハンもオーダー。流石にお腹は膨れてきていて軽くいっぱい食べたところで満足。
まぁ味は絶品というわけではないが、エンタメ性も含めてシンガポールに来た人へのアテンドには良い店であろう。
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