運動すると味が濃いものが食べたくなる。発汗による塩分の消費が原因なのだろうか。この日は富士スピードウェイで行われた「スーパーママチャリグランプリ」へと参戦していた。前日入りして前夜祭と称して極寒(-5℃!)の中で酒をのむ。そして当日は9人1チームで富士スピードウェイのコースを7時間ママチャリで走るのである。富士スピードウェイは勾配もきつくママチャリで走るとかなりの気力・体力が必要である。
ママチャリグランプリは1400強のチームが参加する。そのうちの8割-9割ぐらいはコスプレをしたり前日の前夜祭でキャンプをしたりとファンライドをしている。が、30歳前後の男9人が集まると上位を目指したくなるのものである。その結果なんと27位/1400チーム中という自分たちでも信じられない成績を叩き出すことに。これは打ち上げのビールが旨いぞと意気揚々と東京へと戻る。
本題からそれたが、そんな運動をしたあとは仲間内で決まった店に行くことになっている東新宿にある「松屋」である。もちろん牛丼チェーン店ではない。韓国料理の店である。この店のケジャン・カムジャタンが絶品なのである。
キムチの盛り合わせ、浅漬キムチなどを頼みつつビールで打ち上げの開始である。どれも唇がヒリヒリする程度には辛い。でも、それが癖になるのである。前菜の中では浅漬キムチが浅漬の甘みと唐辛子の辛さが絶妙な組み合わせとなって絶品であった。その後ケジャンをオーダー。これが本当に辛い。
写真を見るとわかると思うが真っ赤である。生の蟹に唐辛子を和えたものである。この頃には飲み物もマッコリを頼み始めマッコリの甘さで、ケジャンの辛さを中和しながら辛い辛いでも旨いなど言いながら食べていくのである。
次にカムジャタンを食べる。じゃがいもと少し肉がついた牛骨をこれまた唐辛子ベースのスープで煮たもの。ケジャンなどに比べると辛くはないが牛から出た出汁が旨いのである。骨の周りについた肉を吸い取るように食べるのである。あっという間に完食して追加で肉を追加。
この辺でお腹は一杯に。今年もよく頑張ったと言いながら、次の自転車のイベント(おそらくは富士ヒルクライム)を楽しみに帰路についた。
松屋
03-3200-5733
東京都新宿区大久保1-1-17 ひかり荘 1F
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